吉田商店からのご挨拶(公演パンフより)
日頃から、たくさんの夢を語り合う(実現可能かどうかはちょっとおいといて…)私達ですが、
その中でも、長い間、宝物箱に大切にしまわれていた夢が一つありました。
「子ども向けのイベントを吉田商店でやりたい!」
子どもたちにミュージカルやダンスを教えていたり、
幼稚園や学校でのイベントや公演に出演したり、
その中で子どもたちと一緒にステージをつくりあげたり、
普段から子どもたちとふれあう機会の多かった吉田商店。
メンバーが一人、また一人と、母になり父になり、
いつの間にか子どもたちが稽古場にいることが当たり前になりました。
最初はいつも誰かに抱っこされていないとダメな赤ちゃんだった子どもたちも、
あっっ…という間に(ホントに!!)大きくなり、
一緒に歌をうたったり、ダンスしたり、勝手に覚えてセリフを言ったり、
いつのまにか、吉田商店の稽古場に行くことが、彼女たちの楽しみになりました。
確かに、子どもたちを抱えての稽古はとても大変で、
世のお母さんたちと同じように、それはもう、日々奮闘しています。
ですが、子どもたちの笑顔や、心からの「すき」「ありがとう」「ごめんなさい」に、
独身の社員たちも、ギシギシの心が癒され、満たされているのです。
無邪気で純粋で、まわりの大人まで笑顔にしてしまうすごいパワーをもった子どもたち。
子どもも、そして大人もキャッキャと笑ってくれるような、楽しくて明るい舞台を…
宝物箱で時を待ち、しずかに眠っていた夢を、私達はついに目覚めさせることにしました。
さあさあ、おきておきて。じかんだよー
あらあら、ないちゃったの? だいじょうぶだよ、こわくないよー
ほらほら、こっちみて。こっちこっち。
『べろべろばぁ!』
最後まで、ごゆっくりおたのしみくださいませ。
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